TOP導入事例LIVLA株式会社

下請法を遵守しながら発注請求業務に割く時間を6分の1に削減!「時は金なり」を再認識したpastureの効果

LIVLA株式会社
石郷由貴

| はじめに

LIVLA株式会社様は「もっと自由に、私らしく。」をコンセプトに、人材ソリューション事業や戦略的アウトソーシング事業を展開。キャリアアップ支援など、案件以外の部分でもパートナーを支え、共に成長を続けています。 

5名の社員で毎月数十件の案件を動かしている同社。デジタルマーケティング、DXサポート、コンテンツ制作、システム構築など多彩なスキルを持つパートナーとクライアント企業とのマッチングを行う中で、発注や請求業務の効率化を目指してpastureを導入しました。現在、発注や請求業務を取りまとめているディレクター石郷由貴さんに、pasture導入の経緯や効果についてうかがいました。

・【pasture導入の背景】紙ベースのやり取りで「依頼したいのにできない」事態も
・【pasture活用の効果】パートナーからも高評価!バックオフィス全体を効率化

|【pasture導入の背景】紙ベースのやり取りで「依頼したいのにできない」事態も

―最初にpasture導入の背景から教えてください。

 石郷:発注から請求まで、紙をベースにしたアナログなワークフローに課題を抱えていました。Excelで案件ごとに発注や請求の一覧表を作成して、期日を確認しながらパートナーさんに請求書を送ってもらっていたんです。フォーマットも統一していなかったので、バラバラな書式で届くため、確認作業にも時間が取られていました。 

―紙ベースのアナログな管理だったのですね。

石郷:はい。下請法を遵守するため、発注書も紙で発行していましたし、個別委託契約を都度結んでいました。そのため、契約書類が戻ってくるまでのタイムラグにも課題があったんです。ときには、「納期が迫っているのにまだ依頼ができていない」なんてことも。企業の管理者が少ない状態で毎月数十件の案件依頼をするわけですから、このままアナログで運用するのは難しいと思い、フリーランス管理ツールの導入を決断しました。

―pasture以外のツールは検討されていなかったのでしょうか?

石郷:実は他社のフリーランス・副業人材の管理プラットホームを活用したことがありました。ただ、そのツールでは支払調書作成機能がなかったため、より機能が充実したpastureに乗り換えることにしました。そのほかにも、細かいUIUXがpastureの方が優れていて痒いところに手が届く仕様になっていたのも乗り換えの決め手でした。

―そうだったんですね。たとえばpastureでは下請法に関わる五条書面も自動で作成できるようになっていて、他社のサービスですと発行されないものも多いです。

石郷:そうですよね、以前利用していたサービスでは発行できなかったです。

 ―下請法だけでなく、電子帳簿保存法・インボイス制度にも基本的には対応をしております(*1)。法改正も多くありますので、pastureを使っていれば基本的には法令を遵守できる状態を目指しています。

石郷:pastureはそうした規則をカバーしてくれるところに安心感があります。これから働き方の多様化にともなって、多くの企業がフリーランスや副業人材とお取引されるようになるはず。それと同時に各種法令をしっかり遵守しなければいけません。でも、ツールを使わずにアナログなワークフローだけでそれを実現するのは、かなり大変ですよね。

|【pasture活用の効果】パートナーからも高評価!バックオフィス全体を効率化

―pastureを活用されてから、どのような効果を実感されていますか?

 石郷:まず、請求書のフォーマットが揃うだけでも、工数がかなり削減されました。
以前は様々なフォーマットの請求書が届いていたので、金額や税金が誤っているケースもあり、その都度再提出などのやりとりが発生していました。もっとミスなく効率的にできないものかと思っていたんです。その点、pastureで発注から請求までを一気通貫で行えるようになったので、とても助かっています。 

―導入前の課題は解決されたということですね。

 石郷:はい。これまで発注や請求業務だけで、月30時間かけていた業務を5時間くらいと約1/6に削減できました。以前は紙で届いた請求書を手打ちでエクセルにして会計システム用のデータを作成していました。現在はpastureからCSVで出力した請求書データを少し加工するだけで、会計システムにアップロードできるようになり、その点でも助かっています。

―バックオフィス全体の工数が削減されたということですよね。とはいえ、導入時に費用対効果の面など経営層の方々の懸念はありましたか?

 石郷:むしろ「なんで使わないのくらい?」くらいの感じでした。弊社は他社の業務効率化の支援もしているので、こんな便利なツールがあるなら使わない手はないよね、という判断でした。 

―パートナーさんからの反響はいかがですか?

 石郷:「pastureはすごく使いやすいですね」と言われます。なかには個人事業主から法人格になられるパートナーさんもいて、そのときに振込先の変更もパスチャーですぐにできるので、助かりますとおっしゃっていただけました。パートナーさんの働きやすさを大事にしているので、そうした声をいただけるのは嬉しいことです。

 ―お話を通して、パートナーさんを大切にする姿勢を感じました。最後にpastureを検討されている方へのメッセージをお願いいたします。

 石郷:正直なところ、今となってはpastureの導入を悩んでいる時間さえ無駄だったなと感じます。今では間接業務の効率化で浮いた時間を、事業の成長に直接関与する時間に振り向けられるようになったので、「時は金なり」だなと痛感しました。もっと早く導入すればよかったと思っているくらいです。皆さんもぜひ導入を前向きに検討されてみてはいかがでしょうか。

 

(*1)一部対応中の機能もございます。

 

LIVLA株式会社

ディレクター / 石郷由貴

パートナー管理や営業まで幅広い業務を担当。 アメリカのディズニーランドで勤務。帰国後、BPO関連企業を経て同社へ。産休育休を経て復帰、現職へ。

LIVLA株式会社

業種
人材
フリーランス数
フリーランス 30~50人
サイト
https://www.livla.jp/
事業内容
「もっと自由に、私らしく。」をコンセプトに、人材ソリューション事業や戦略的アウトソーシング事業を展開