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pastureを売上管理にも活用!30人のデータ分析のエキスパート集団を束ねる一人社長の負担を軽減

NOB DATA株式会社
大城信晃

| はじめに

データビジネスの戦略策定から実際の分析まで、データ活用に関するコンサルティングサービスを提供しているNOB DATA株式会社。代表の大城信晃さんは、ヤフーやLINE Fukuokaなどでデータサイエンティストとしてキャリアを積み、2018年に同社を起業しました。

同社では正社員はおらず、データサイエンティストや社内の人事や営業、PRもすべて副業で関わるメンバーばかり。大城さんは一人社長として事業を統括しながら外部のメンバーを束ねる中で、10人、20人、30人と次第にメンバーが増える状況に対応すべく、経理の業務負担を減らしたいとpastureの導入を決断されました。主に経理の業務負担を減らしたいとpastureの導入を決断されました。「pastureは機能がシンプルで素晴らしい」と評価する大城さんに、導入の背景、活用の工夫、活用の効果について聞きました。

・【pasture導入の背景】副業メンバーを「管理する型」を構築したかった
・【pasture活用の効果】機能がてんこ盛りじゃないから使いやすい

 |【pasture導入の背景】副業メンバーを「管理する型」を構築したかった

―pasture導入前の課題感について教えてください。

 大城:起業してから副業として関わるメンバーが増えはじめ、このままでは経理が回らないなと感じていました。お陰様で売上も毎年1.5倍アップで推移していたので、私自身忙しくなり、間接業務にマインドシェアを奪われることが負担になっていたんです。私は起業するまでエンジニアとして会社勤めをしていましたから、経理のことは素人です。そのためどういうかたちでの管理が最適なのか、いまいち分かりませんでした。

 ―なぜpastureを導入しようと思われたのでしょうか?

 大城:知人に紹介してもらい、当時の自分に必要なツールだと思ったからです。発注から請求まで一元管理できるので、まずもって経理の負担は軽減されるだろうと期待しました。
また、pastureなら「管理する型」を作れると感じたんです。経理は外注でお願いしていたのですが、請求書がバラバラ届くので、結局は私の確認作業が必要でした。ときには「自分で振り込んだ方が早くないか?」と思うこともありました。pastureを使うことで、私が経理に関わる時間を減らしたいという期待はもちろんありましたが、同時に経理業務を標準化して「管理する型」をいち早く確立したいと考えて導入に至りました。

 

|【pasture活用の効果】機能がてんこ盛りじゃないから使いやすい

―実際に導入されてみていかがでしたか?

 大城:お世辞抜きでいいツールだなと思っています。経理の実務は業務委託の経理担当にお願いしていたものの、それでもpasture導入前は振込作業に1~2日ほど要しており、私も一定の意識を傾けなければいけませんでした。でも、pastureを導入し振り込み工数がほぼ掛からなくなったことで私の時間を浮かせることができたんです。
ここまでは期待通りだったのですが、期待以上に良いなと思ったのが、pastureで数字を振り返れるところです。現在導入から3年ほど経っていますが、事業戦略を考えるうえで大事な毎年の売上をpasture上で確認するようになりました。担当者ごとの請求書をまとめたデータをCSVで出力できるので、そこから各メンバーのパフォーマンスをチェックすることもできます。ある意味、pastureで原価管理をしているような感じですね。 

―pastureは請求や支払いをデータ化できるので、予実管理(予算管理)に活用されている経営者の方もいらっしゃいます。

 大城:数字を別のツールやExcelなどで管理しなくても、pastureで請求・支払いを管理していればまずは大丈夫、という安心感がありますよね。
あと必要な機能に絞られているところも良いですよね。機能をてんこ盛りにしちゃうと使う側としては、考えないといけないことが増えてしまいますから。
パートナーとの認識のズレや申請の抜け漏れが減るので安心してお仕事をしていただけると思います。経営者としても、当社に副業で関わってくださっている全員が同じルールの上で仕事をしてもらえるので安心です。

―パートナーさんとの信頼関係を考えるうえで、請求や支払いの管理の徹底は重要ですよね。

 大城:そうですね。機能は必要最小限に抑えながらも、法令遵守に関して気をつけるべきところは徹底的に網羅されていて、その点も安心です。
たとえば、消費税への対応や発注請求に必要な登録情報などはしっかりカバーされていますよね。電子帳簿保存法やインボイス制度など、会社経営や仕事の受発注の際に知っておかなければならない法律や制度があるのは知っているものの、最新情報のキャッチアップは大変です。pastureなら新しい法律や制度に対応した機能を、その都度アップデートしてくれるので安心できます。 

―かつて大城さんが抱えていた悩みと同様の悩みを抱える経営者の方は、少なくないと思います。そんな皆さんにメッセージをお願いいたします。

 大城:「餅は餅屋」と言うように、どの会社にも本業があります。当社はデータ活用のコンサルがメインなので、そこに最大限時間を費やしたいと思っています。ただ、一人社長ですと、間接業務も全部一人で抱え込んでしまいがちです。細かいタスクが多いと頭のスイッチを切り替えられずに疲労してしまうこともあるはず。マインドシェアを奪われて本業に影響が出る前に、pastureのような便利なツールを導入し、つらい状況から自分自身を解放してあげることが重要なのではないかなと思っています。

NOB DATA株式会社

代表 / 大城信晃

NOB DATA株式会社

業種
コンサルティング
フリーランス数
フリーランス 10〜30人
サイト
https://nobdata.co.jp/
事業内容
データビジネスの戦略策定から実際の分析まで、データ活用に関するコンサルティングサービス