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【企業担当者向け】フリーランスの方と仕事をするときに気を付けるべきポイント3選

|はじめに

昨今、「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりました。また、それに伴いシェアオフィスやリモートワーク、ウェブミーティングなど、会社に属さない「フリーランス」という働き方が増えてきました。今回はフリーランスの方と仕事をする際に気を付ける点をご紹介いたしますので、今後フリーランスの方との協業を考えている企業担当者様はぜひ参考にしてみてください。

|フリーランスの方と仕事をするときに気を付けるべき点は?

単価

インターネット上に掲示されているクラウドソーシングの仕事は、実際にフリーランスの方から聞いた情報によると、「正直妥当な報酬ではない案件が多い」のだそうです。単価ベースで動くことが多いフリーランスの方にとって、単価は最も重要な要素の一つと言えます。事前に単価を明確にし、リソースと内容にあわせたお互いが納得のいく適正な金額設定ができれば、気持ちよく仕事ができるはずです。

納期

フリーランスの方にとって納期は命。明確な納期を掲示し、お互いに無理のない依頼を心がけましょう。「例えば〇日までにお願いします」では、時間が明確ではないため、納品が夜になる可能性もあります。そこで「○日の午前までにお願いします」など、時間の指定をもらえると受注側も発注側もスムーズなスケジューリングができますよね。

|フリーランスの方への仕事の依頼、コミュニケーションのとり方

少し前まではメールと電話で仕事をされている方も多かったと思いますが、今はメールや電話よりも便利なツールが多くリリースされています。こちらでは各ツールを一例としてご紹介いたします。

チャットツール

①Slack(スラック)

チームでも1対1でも、リアルタイムに、スムーズにコミュニケーションができるSlackはビジネスチャットツールとして世界中で愛用されています。パソコンやスマートフォン、タブレットなど、閲覧環境を選ばず、ファイルの共有もすぐにできるので、IT業界に限らず、様々な場面で使われています。

②Chatwork(チャットワーク)

使い方がシンプルなチャットワークは、チャットツールを初めて使う方でも簡単に使いこなすことができるのでお勧めです。こちらもモバイルでもPCでもいつでもどこでもコミュニケーションが可能となります。

③LINE、Facebookメッセンジャーなど

LINEやFacebookメッセンジャーをビジネスツールとして利用されている方も多いようです。どちらかというとプライベートでのやりとりで使う、というイメージが強いですが、スピード感のあるこれらのツールはビジネスの面でも活躍しています。

SkypeやZOOMなどのオンラインミーティングツール

実際に顔をみながらミーティングをすることが理想的ですが、時間やリソースなど効率を考え、最近ではSkypeやZOOMなどオンラインミーティングツールを利用している方も多いようです。移動時間をかけることもなく、自宅からでもミーティングをすることができるので、様々なシーンで活躍してくれます。

こういったチャットツールやオンラインミーティングツールは基本無料。メールで多用される「お世話になっております」など、ビジネスメール特有の固さもなく、チャットツール独特の流れとスピード感でやりとりができるのも魅力の一つです。利用しているフリーランスの方も多いので、未だ導入していないという企業の方は検討をしてみてはいかがでしょうか。ただ、すべてオンラインで済むわけではなく、もちろん対面での打ち合わせが必要とされる場面もありえます。状況に応じて、お互いの負担にならないようなコミュニケーションをとり、効率の良い仕事ができることが理想です。

|長くフリーランスの方とお付き合いできるような関係性作りが大切

フリーランスの立場になると単発の仕事より、レギュラーで本数の多い仕事が理想です。企業担当者としては、レギュラーの仕事は単価の交渉の材料にもなります。企業側とフリーランス側、お互いがウィンウィンであるような仕事が理想です。なるべく長いお付き合いができるように、気持ちのいいやりとりを目指しましょう。

フリーランスの方の評価方法

納期、クオリティ、コスト、応用力など評価を下す材料は多くありますが、まずは「納期を守る」ことが第一ではないでしょうか。

納期が間に合わなそうなら連絡をするというのは基本的なことですが、意外とできていない方もいらっしゃいます。フリーランスとはいえ、依頼された仕事はプロ意識を持ってやり遂げるべきです。最低限のクオリティのキープではなく、応用力をもった提案型の業務ができるような優秀なフリーランスを探しましょう 。

フリーランスをビジネスパートナーとして共創を

いかがでしょうか。フリーランス=業者、という考えではなく、イーブンイーブンの関係であるビジネスパートナーとして共創していくことが理想です。今後フリーランスという働き方はより一層増えていくと思われます。今後の皆様の業務の手助けに、参考にしていただければと思います。

| ライタープロフィール

株式会社東京饗宴 代表 額賀 一 (ぬかが はじめ)様

ライター執筆の他、制作プロダクションとしてマルチに活動中。

フリーランスマネジメントツールはpasture(パスチャー)