【調査リリース】フリーランス780名に聞きました!「フリーランスのお金の管理に関する意識調査」
調査結果概要


フリーランスがお金の管理でストレスを感じる業務、第1位は「確定申告(53.6%)」
Q2.あなたにとって確定申告は負担に感じますか?(n=780・単一回答方式)
フリーランスの74.7%が確定申告を負担に感じていると回答。
確定申告時に「支払調書」を必要としているフリーランスは約半数
Q4.あなたは会計や経理業務に対して苦手意識はありますか?(n=780・単一回答方式)
フリーランスの65%以上が会計や経理業務に対して苦手意識があると回答。
会計や経理の知識を身につけるための手法、第1位は「書籍」。
前問にて、多くのフリーランスが会計や経理に苦手意識を持っていることが分かりました。次に、会計や経理の知識を身につけるために行っていることを質問したところ、最も多かったのが「書籍の購入(20.8%)」、次に「youtube(9.7%)」、「企業が提供する資料のダウンロード(6.5%)」と続きました。また、その他の意見としては「インターネットで検索」、「友人・知人に聞く」といった回答も見受けられました。一方で、「特になし」と回答したフリーランスは60.9%と、知識の取得に手をつけられていないことが分かりました。
フリーランスの76.7%が“下請法” を知らないと回答。
支払いの遅延や減額など、フリーランスが不利な扱いをされることが無いようにするための法律“下請法(※1)” を知っているか伺ったところ、76.7%が「知らない」(知らない:52.7%、どちらかというと知らない:24.0%)と回答しました。フリーランスを守る“下請法”について、未だ認知されたいないことが分かりました。

下請法についてもっと知りたいという方向けに、下請法の基礎がわかる資料もご用意しております。ご興味ある方はこちらより資料ダウンロードが可能です。ぜひご覧ください。
フリーランスの78.2%が“インボイス制度“により請求書が変更になることを知らないと回答。
“インボイス制度(※2)” により請求書が変更になることを知っているか質問したところ、78.2%が「知らない」(知らない:59.1%、どちらかというと知らない:19.1%)と回答しました。未だ認知が進んでいないようです。

フリーランスの7割が“インボイス制度” による請求書の変更に不安を感じると回答。
「“インボイス制度”により請求書が変更になることを知っている」と回答した方を対象に、請求書が変更になることについて不安を感じてい
るか伺ったところ、 70.0%が「不安を感じる」 (不安を感じる:25.3% 、どちらかというと不安を感じる: 44.7%)と回答しました。
インボイス制度についてもっと知りたいという方向けに、税理士の方に執筆頂いたインボイス制度がわかる資料もご用意しております。こちらはフリーランスや個人事業主と働く企業様向けの資料となっております。ご興味ある方はこちらより無料で資料ダウンロードが可能です。
フリーランスは自分のスキルや知識を活かした業務以外にも、必須となる業務が複数存在します。今回の調査結果により、お金の管理(経理・税金など)にかかわる業務に対して、苦手意識を持っているフリーランスが多数存在していることが分かりました。特に「確定申告」に対しては、不安やストレスを感じているようです。
また、“下請法” や“インボイス制度” による請求書の変更など、フリーランスとして知っておきたい法律の認知度がまだ低いことが分かりました。フリーランスへの需要が増える続けている中、フリーランスが働きやすく、高いパフォーマンスを発揮できる環境を整える必要性を感じます。